政府税制調査会、毎年の税制改正等を調査審議する政府の審議会ですが、この政府税調が、来年以降、暦年課税の見直しを含めて議論をするという方針を決めたようです。

暦年課税による相続税の節税対策

高額の相続財産を所有している方は、相続税率が最高で55%になります。
そのような方は、例えば、毎年400万円の贈与を続けることで、贈与税率15%で生前に財産移転ができます。

この税率の差を使うことで、贈与税を支払っても相続税の節税ができる。

この節税対策を政府税調は問題視しています。

改正は令和3年度以降になると思われますが、相続税対策にも少しずつ規制がかかり始めているようです。

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